・水泳が上手くなりたい
・水泳でランニングが必要なのか知りたい
・筋トレを頑張っている
・水泳選手になりたい
このようなことを悩んでいる人に特におすすめです。
この記事を読むことで、あなたの水泳に対する筋トレ知識が深まるはずです。
今回は、水泳選手にはランニングなんて必要なの?という質問があったのでそれについて答えていきます。
あなたは水泳が速くなるための陸上路トレーニングとしてランニングをしていますか?
陸上トレーニングででやたら走らせるコーチがいますよね?
もしかしたらあなたは、走りたくなくて水泳選手になったのに、なぜ走らないといけないのかと一度は疑問に思うかもしれません。
実は水泳選手にとってランニングは、意味を見出してやらないと全くの無駄になります。
私も高校生までは正直嫌々走っていました。
もう少しうまいやり方を早めに知りたかったと今でも後悔しています。
あなたには、後悔してほしくないと思いこの記事を書いています。
この記事では、水泳が速くなるためのランニング(ラントレーニング)の方法と意識すべきことについて解説しています。
この記事を最後まで読んでもらえれば、水泳が速くなるために必要なランニング(ラントレーニング)への取り組み方が変わると思います。
テスト
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水泳選手の体力向上のためにランニングが必要ない理由
さて、結論から話してしまいましょう。
私としては水泳選手にランニングは必要だと考えます!
ただし、必要とはいうものの体力向上の為にランニングが必要だとは思いません。
水泳選手にランニングが必要であるかどうかは人によって考えは異なりますので私自身の意見になります。
私自身は、水泳の持久力の向上にはランニングは向かないと考えます。
そもそも水泳と陸上競技は根本的に筋肉の使い方が違うのです。
考えてみてください。走るのと泳ぐのとでは身体を動かす感覚が全然違いますよね?
そのため、走って体力を増やそうとしても水泳にはうまく生かすことができません。
水泳の体力は泳ぐことでしか増やせないと思ってもらえると良いでしょう。
なので、もし体力強化の為にラントレーニングをやっているならやめた方がいいと思います。
ちなみに、体力強化をするのであれば、ミドルパワートレーニングをパドルチューブで行うことをおすすめしています。
逆に水泳で体力を鍛える事でランニングの持久力は増加します。
こちらは、走るのは速くなっていませんが、泳ぐことで心肺機能が鍛えられているため走りやすくなっているだけです。
水泳選手におすすめな筋肉を鍛えるランニング方法
では、水泳選手にとってどのようなランニング(ラントレーニング)が必要なのでしょうか?
ラントレーニングで鍛えられる部位は主に上の画像に数字を振っている部分です。
ラントレーニングでは数字が若い順で鍛えられる量が大きくなります。
①ふくらはぎ
②太もも
③腸腰筋
④腹斜筋、腹筋、背筋
⑤胸筋
鍛えられる筋肉は大雑把に①から⑤が該当します。(厳密にはもっとあります)
これらの筋肉はそれぞれ水泳の動作で使う筋肉なので鍛える事が大切です。
これらの水泳が速くなるために必要な筋肉を満遍なく鍛えることができるのがランニングの良いところです。
速く走ること体力をつけることに意識をもっていかず、これらの筋肉を動かすことを意識してランニングをしてみるとラントレーニングをする意味が高まります。
それではなぜこれらの筋肉を鍛えるべきなのか見ていきましょう。
ランニングで①ふくらはぎ、②太もも、③腸腰筋を鍛える意味
①ふくらはぎ、②太もも、③腸腰筋はスタートやターンで壁を蹴る際やドルフィンキックを直打つために使う筋肉です。 また、4泳法すべてのキックの強さにも影響を与えます。
キックが強いということはそれだけで、身体が浮きやすくなったり、水中動作を速く打てたりするのでそれだけでも得です。
そのベースを作るのにランニングはうってつけと言えるでしょう。
ランニングで④腹斜筋、腹筋、背筋を鍛える意味
④腹斜筋、腹筋、背筋はどのスポーツでも大切な体感部分に当たります。
水泳では姿勢の維持のために最も大事な筋肉たちです。 通
常ならプランクなどで鍛えることが多いですがランニングでも鍛えることができます。
しかも、プランクより動作があるトレーニングですので生きた筋肉をつけやすいのです。
ランニングで⑤胸筋を鍛える意味
⑤胸筋は水をかく時に使う筋肉です。
ストロークの強さにも関係がある部分なのでとても大切な筋肉というのは言うまでもありません。
実はランニングでも胸筋は鍛えることができるのです。
水泳が速くなるために活かせるランニングのやり方
さて、鍛えられる部位はわかりましたがどのように走れば効率よく鍛えられるのでしょうか。
それぞれ見ていきます。
ランニングで①ふくらはぎ、②太もも、③腸腰筋の意識の仕方
①ふくらはぎ ②太もも ③腸腰筋の部位は普通に走っていても鍛えられます。なので、すごーく意識しなくてもいいのですが、もし効率よく鍛えたいなら以下の方法が有効です。
① ふくらはぎはカカトを付けずに走る
②太もも③腸腰筋は、太ももを上げることを意識して走る
ある程度の距離を走る場合には決まった区間はふくらはぎを意識してかかとを地面につけないように走ってみる。
他の区間は太ももを意識して、前に出す足を少し高めに上げてみる。
というように走り方を変えてみるといろんな部位を意識的に鍛えることができます。
ランニングで④腹斜筋、腹筋、背筋の意識の仕方
先ほどまでの①ふくらはぎ ②太もも ③腸腰筋は何も考えずともある程度は鍛えられる部位になります。
ランニング(ラントレーニング)で本当の意味で意識が重要になってくるのは④腹斜筋、腹筋、背筋からです。
④腹斜筋、腹筋、背筋はランニング中、常にお腹周りを意識しながら走る事で鍛えられます。
何故かというと速く泳ぐためには腹圧を意識することが水中でもとても重要なことと言われると思います。
何も考えなければ、腹圧が入らず姿勢の悪い泳ぎ方になるからです。
それを防ぐために腹圧を入れるのです。
そういった腹圧を入れる動作ををランニング中にも行ってみましょう。
走りながら腹圧を入れ続けることができれば水中でも腹圧を入れながら身体を動かすことができるようになります。
イメージとしては、下っ腹を常に凹ませている感じで走る感じです。
その状態でしっかりと腕を振れば⑤の胸筋も同時に鍛えられより効果的です。
逆に意識が弱いと鍛える事が出来ない難しい部位たちです。
難しいことは考えず、余裕のあるペースで走りながらお腹を凹ませてみるとよいでしょう。
ランニングで⑤胸筋の意識の仕方
⑤胸筋は腕を振ることで鍛えられます。
コツとしては少し大げさなくらい腕を振ってみましょう。
それだけで胸筋周りが鍛えられます。
コツは、肘を後ろに突き出すように走ると腕をしっかり振ることができます。
ちなみに、身長を伸ばしたいスイマーはラントレーニングをすると身長を伸ばせる確率が高まります。走る事で骨に刺激が入り成長ホルモンが促進されやすくなるからです。
水泳選手にランニングは体力をつけるために必要なのか?まとめ
・水泳選手でもラントレーニングは必要
・速く走る必要はない
・水泳で使う筋肉を意識できればよい
スイマーは速く走れる必要はありません。
水泳で使う部位を意識しながら走ってあげれば効果が高まります。
もし、ラントレーニングを苦手にしている方がいたら、水泳で使う部位を鍛えるものだと思って励んでみると意味のある陸上トレーニングになります。
ぜひランニングも頑張ってくださいね!
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