・水泳がもっと速くなりたい
・スタートからの浮き上がり動作について悩んでいる
・水泳についてもっと知りたい
・クロールのスタートを上達させたい
このようなことを悩んでいる人に特におすすめです。
この記事を読むことで、あなたが速く泳げるようになるきっかけになるはずです。
あなたが水泳競技のクロールに出た際に、スタートから浮き上がりの最後の瞬間にドルフィンキックとバタ足どちらを打って浮き上がりますか?
ほとんどの人がバタ足と答えると思います。
でも、実はクロールの浮き上がりにバタ足を打つと遅くなるという研究結果が出たのです!
この記事では、その根拠と今後あなたがどのように浮き上がるべきなのかをお伝えします。
この記事を最後まで読んでもらえればクロールの浮き上がりが上達しさらに速いスイマーになれるはずです。
テスト
テスト
クロールのスタートから浮き上がりはドルフィンとバタ足どちらが速い?
今回、クロールの浮き上がりにドルフィンキックがいいのかバタ足がいいのかということは順天堂大学と筑波大学の共同研究によって明らかになりました。
飛び込みやプール壁の蹴り出し後にバタ足をすると泳速が大きく減速することが実証されたのです。
記事によると、
これまでの研究でクロールのバタ足は推進力の貢献よりも、水平姿勢の維持の役割が大きいと考えられていたが、泳ぎ出しのバタ足の効果は不明だったという。
今回の研究では競技会などにおける
「バタフライキックのみで泳ぎ出す(バタフライキック5回)」条件と
「バタフライキック後にバタ足を追加し泳ぎ出す(バタフライキック5回+バタ足6回)」条件を比較。
結果、バタ足の追加がクロールの泳ぎ出しにとってデメリットになることを証明できたという。バタ足の追加により平均で毎秒0・31メートルの速度差が生まれた。 https://www.msn.com/ja-jp/sports/news/%e7%94%bb%e6%9c%9f%e7%9a%84%e7%99%ba%e8%a6%8b%ef%bc%9f%e7%ab%b6%e6%b3%b3-%e3%82%af%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%83%ab%e6%b3%b3%e3%81%8e%e5%87%ba%e3%81%97%e5%89%8d%e3%81%ae%e3%83%90%e3%82%bf%e8%b6%b3%e3%81%af%e6%b8%9b%e9%80%9f%e8%a6%81%e5%9b%a0-%e9%a0%86%e5%a4%a7%e3%80%81%e7%ad%91%e6%b3%a2%e5%a4%a7%e7%a0%94%e7%a9%b6%ef%bd%87%e7%99%ba%e8%a1%a8/ar-BB13izSv?ocid=sf
一度の浮き上がりで約30センチ程度の差ですけど、ターン毎にこの差が生まれると考えたら100mでは1.2メートル、200mでは2.4メートルの差が生まれます。
この研究結果から、ドルフィンキックだけでクロールの浮き上がりをする方が速く泳げるようです。
クロールの浮き上がりはドルフィンキックのみで浮き上がる
では実際に、クロールは今後どう浮き上がるべきか考えていきます。
私が考える今後の最良の浮き上がり方は、バタフライのように浮き上がることです。
今までのクロールのようにバタ足を使って浮き上がらないであれば、バタ足を使わないで浮き上がってくるバタフライの浮き上がり方を参考にすればいいのです。
おそらくですが、バタフライの浮き上がりをクロールでやろうとした際に一番苦戦するのはひとかき目のバランスだと思います。
バタフライは両腕を使って浮き上がるため左右のバランスがいいのに対し、クロールは左右のどちらかを使って浮き上がるため軸がブレてしまいやすいのです。
浮き上がりの瞬間に軸がブレないことが今後改善していくべき内容だと考えます。
軸をブレさせないクロールの浮き上がり
そこでやるべきと考えるのは、推進力の強化です。
バタフライの浮き上がりでは両手のかきと両足のドルフィンキックのタイミングを合わせることで浮き上がりを行います。
それと同等の推進力を片手のかきと両足のドルフィンキックのタイミングを合わせることができれば違和感なくクロールでもドルフィンキックだけで浮き上がることができます。
そこで私が実際に試してみたイメージとしては、ひとかき目だけは片手のバタフライを泳いでいるつもりで浮き上がるとしっくりきました。
また、実感としてですが通常のバタフライよりも腕を内側、鼻の前をかくイメージで腕を回すと力が入りやすかったです。
この辺は個人の感覚なので、自分の中のやりやすい浮き上がり方法を見つけてみてください。
クロールのスタートから浮き上がりはドルフィンとバタ足どちらが速い?
クロールの浮き上がりはドルフィンキックのみで浮き上がるほうが速い
いかがだったでしょうか?
この事実を意識して、クロールの浮き上がりではバタ足を打たずに浮き上がりをしたいですね!
慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、速いとわかっていることを行うことはタイムを縮めるためにとても大切です。
是非繰り返し練習してみてくださいね
以上、ともまるでした!
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